2008年07月10日
いちまさん
2008年07月10日
いちまさんのお直し その1
悲しいかな「阪神大震災」でいちまさんも被害にあわはったんです。
神戸のお客様
市松人形の鼻が欠けてしまいました。
見てると悲しくて切なくて・・・・・・
わたくし人形の「着付け師」であって頭師ではありませんが
今まで何体か修理させていただいたことがありましたので
お預かりさせていただきました。

桐塑の頭です。同じ頭の見本がありませんのでフリーハンドで
胡粉を盛り上げてゆきます。

難しいですね、とても緊張します。

なんとか鼻の形が再現できました。
あとは色を合わせて暈してゆきます。
さてさて完成品の画像を探してますが、ありません。
撮ってなかったのです。
そう、思い出しました(笑)
自分でも情けない性格です。
その後お客さまに納めさせていただきましたのでちゃんと
完成はしました。
神戸のお客様
市松人形の鼻が欠けてしまいました。
見てると悲しくて切なくて・・・・・・
わたくし人形の「着付け師」であって頭師ではありませんが
今まで何体か修理させていただいたことがありましたので
お預かりさせていただきました。
桐塑の頭です。同じ頭の見本がありませんのでフリーハンドで
胡粉を盛り上げてゆきます。
難しいですね、とても緊張します。
なんとか鼻の形が再現できました。
あとは色を合わせて暈してゆきます。
さてさて完成品の画像を探してますが、ありません。
撮ってなかったのです。
そう、思い出しました(笑)
自分でも情けない性格です。
その後お客さまに納めさせていただきましたのでちゃんと
完成はしました。
2008年07月07日
七 夕
一年に一度の逢瀬・・・・
永遠の命あるお二人やから、それでもええのかもしれません。
ちょっと珍しいお人形です

織姫さまは、奈良飛鳥時代の衣装をモチーフに着せ付けました。

彦星さまも同じく奈良飛鳥です。
平安時代の直衣に良く似ています。
文様は正倉院文様・・・・その時代には果たしてそんな呼称はあったのでしょうか・・・ね。
お二人並んで「年に一度の逢瀬を楽しませてあげます」

人形の背景は「アッセンドルフ」トールペイントの作家さんでいらっしゃいます
西田尚美先生にお願いして創作していただいた板屏風です。
和と洋の融合でしょうか・・・。
実はこのお人形は私のやってます【人形教室の作品】なんです。
「織姫様」の胸元には専用の和紙に願い事を書き入れて(誰にも見せないように!)
着せ込んでゆきます。とてもロマンチックなでしょ。
人形教室につきましては
詳しくはまた次回にでも書かせていただきましょう。
永遠の命あるお二人やから、それでもええのかもしれません。
ちょっと珍しいお人形です

織姫さまは、奈良飛鳥時代の衣装をモチーフに着せ付けました。

彦星さまも同じく奈良飛鳥です。
平安時代の直衣に良く似ています。
文様は正倉院文様・・・・その時代には果たしてそんな呼称はあったのでしょうか・・・ね。
お二人並んで「年に一度の逢瀬を楽しませてあげます」
人形の背景は「アッセンドルフ」トールペイントの作家さんでいらっしゃいます
西田尚美先生にお願いして創作していただいた板屏風です。
和と洋の融合でしょうか・・・。
実はこのお人形は私のやってます【人形教室の作品】なんです。
「織姫様」の胸元には専用の和紙に願い事を書き入れて(誰にも見せないように!)
着せ込んでゆきます。とてもロマンチックなでしょ。
人形教室につきましては
詳しくはまた次回にでも書かせていただきましょう。
2008年07月03日
宝鏡寺 人形公募展
京都の人形寺として有名な宝鏡寺で、昨年人形公募展が開催されました。
同寺「人形展」は有名で各地から見に来られる方々が絶えないそうです。
その人形展50周年記念展として全国からプロアマ問わず壱千点余りの応募があったそうです。
私も人形師として着せ付け御所人形を応募いたしました。
店名や雅号は伏せてあくまでも個人としての応募です。
プロの職人としてはが素人さん混合の公募展に応募する事は
結構気持ちが重いものです。
プロだからせめて入選くらいは当たり前、やはり入賞してこそプロだという自負心が働き
そうでなかった場合の「落胆」はそりゃ、もう大きなものです(笑)


幼いお顔の御所人形の対ものです。
撫で擦りたいほど可愛い、意味を含めて「なでしこ」と命名しました。
1次審査は無事通過(写真審査) その後本体をお寺へ搬入
2次審査は・・・・・なかなか返事が来ません・・・・なんとか通過した模様
3次審査では・・・・入賞の範囲にありますので結果はしばらくお待ちくださいとのこと
おかげさまで「協賛社賞」(入選の100名のうち3名)をいただきました。
入賞作品は素晴らしいものがございました。感激。
11月に行われました「授賞式」に参加させてもらいに行きました。
副賞は・・・・内緒ですが結構なものを頂戴いたしました。ありがとうございました。
<NHK・読売新聞社・京都市・JR西日本etc>.の協賛で開催されたものです。
同寺「人形展」は有名で各地から見に来られる方々が絶えないそうです。
その人形展50周年記念展として全国からプロアマ問わず壱千点余りの応募があったそうです。
私も人形師として着せ付け御所人形を応募いたしました。
店名や雅号は伏せてあくまでも個人としての応募です。
プロの職人としてはが素人さん混合の公募展に応募する事は
結構気持ちが重いものです。
プロだからせめて入選くらいは当たり前、やはり入賞してこそプロだという自負心が働き
そうでなかった場合の「落胆」はそりゃ、もう大きなものです(笑)


幼いお顔の御所人形の対ものです。
撫で擦りたいほど可愛い、意味を含めて「なでしこ」と命名しました。
1次審査は無事通過(写真審査) その後本体をお寺へ搬入
2次審査は・・・・・なかなか返事が来ません・・・・なんとか通過した模様
3次審査では・・・・入賞の範囲にありますので結果はしばらくお待ちくださいとのこと
おかげさまで「協賛社賞」(入選の100名のうち3名)をいただきました。
入賞作品は素晴らしいものがございました。感激。
11月に行われました「授賞式」に参加させてもらいに行きました。
副賞は・・・・内緒ですが結構なものを頂戴いたしました。ありがとうございました。
<NHK・読売新聞社・京都市・JR西日本etc>.の協賛で開催されたものです。